エレニの帰郷 映画 2014年02月03日 ※ネタバレあり原題 Trilogia II: I skoni tou hronou(ギリシャ・ドイツ・カナダ・ロシア/2008)監督 テオ・アンゲロプロス脚本 テオ・アンゲロプロス トニーノ・グエッラ ペトロス・マルカリス配給 東映出演 ウィレム・デフォー、ブルーノ・ガンツ ミシェル・ピコリ、イレーヌ・ジャコブほか感想バルト9でみた。難しかった。ずっと頭を使ってみた。最後に映画館にいた観客から拍手が起こったのがすごく良いと思った。最初の方で映画館にスピロスがきてエレニを連れて行くシーンで、2人がその場を去ってしばらくしてヤコブが現れるところが結構な長回しで撮られていて面白いと思った。その他のシーンも結構長回しで撮られていてぬるぬると動いていた感じが良かった。テレビがたくさん壊されているところとか印象的だった。街中に溢れる音楽、第3の翼などは何を意味しているのだろうか。登場人物たちが今いる場所、今いる時間を超えて演技しているところ、(昔の場面を今の場所で演じてる)のが面白かった。Aが自分は映画の物語の中でしか生きられないといっていたのが印象的だった。すごく面白かったんだけどこれを書くまでに時間が空いてしまって忘れたことも多くて残念。Aは母と父のことを恨んだりしてないのか、すごく慕っているようだった。2人の出来事を自らも同じように生きたいと思っているようだと思った。最後のスピロスと孫のエレニが手をつないで雪の中歩いているシーンはすごく美しいと思った。 PR
裏窓 映画 2014年01月26日 原題 Rear Window(アメリカ/1954)監督 アルフレッド・ヒッチコック脚本 ジョン・マイケル・ヘイズ原作 ウィリアム・アイリッシュ(小説)出演 ジェームズ・スチュアート、グレース・ケリーほか感想面白かった。ジェフの部屋とジェフが座っている窓辺からの景色だけで構成されてるのがすごいと思った。少ないエリアであれだけ物語を展開させることができるなんて。ジェフがカメラマンっていうのもうまいなーと思った。最初の方で部屋に飾ってあった写真にサブリミナルっぽいのがあった気がする。向かいのアパートの窓の中の人々がみんな個性的で飽きなかった。犬が殺されたのはものすごくいやだったなあ。そしてその飼い主が新しい犬をまた飼ったのもいやだった。最後にもっと犯人がはっきりと自分の言葉で告白するとか死体があるとかほしいと思った。でもあの終わり方は最高だ。
太陽はひとりぼっち 映画 2014年01月26日 ※ネタバレあり原題 L'eclisse(イタリア・フランス/1962)監督 ミケランジェロ・アントニオーニ脚本 ミケランジェロ・アントニオーニ トニーノ・グエッラ エリオ・バルトリーニ配給 CFDC 日本ヘラルド映画出演 アラン・ドロン、モニカ・ヴィッティほか感想すごい技法感溢れる映画だった。最初の女の人が男の人のところを去るところとか。ランプで顔を隠したり扇風機だったり。昔の証券取引所ってどんな仕組みなんだろう。みんなで輪になってヤイヤイ言ってて面白かった。ラスト、おそろしい曲が流れて終わるのが難しかった。愛の不毛三部作だし、不毛感を出したくてアレなのか。ちょくちょく出てきたバケツはなんだったのか。何回か見ないとだめかもな。
ネムリユスリカ 映画 2014年01月26日 ※ネタバレあり原題 ネムリユスリカ(日本/2011)監督 坂口香津美脚本 坂口香津美配給 スーパーサウルス出演 平野茉莉子、駒形美如、岩尾拓志ほか感想お、おお、って感じだった。なんだか極端すぎると思った。テレビドラマ的だなと。セリフも演技も展開もザックリしてた。安直だった。すごくわかりやすいなと思ったけどそれがいいのか悪いのか。女優はすごく体を張ってたけどそんな価値があるのかどうか。なんか監督がやりたいことを全部盛り込みましたって感じだ。題材が題材だけに、もっと繊細さが欲しかった。
ボーイズ・ドント・クライ 映画 2014年01月23日 ※ネタバレあり原題 Boys Don't Cry(アメリカ/1999)監督 キンバリー・ピアース脚本 アンディ・ビーネン キンバリー・ピアース配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ 20世紀フォックス出演 ヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニーほか感想普通の人(昔の人?)は性同一性障害とか同性愛とかそういうものについてあれほどまで嫌悪感を抱くものなのか。これが実際にあった殺人事件をもとにしてつくられたと知ってすごく驚いた。ブランドンが本当は女だったと知った時のみんなの反応とかがすごく怖かった。夜に走る車のライトの映像が印象的だった。霧の中のパトカーのランプとか。より不安を煽る感じがした。警察署でのブランドンの告白と、屈辱的な事件のインサート映像の切り替わり方がいいと思った。