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映画の感想、日常、思ったことなど。

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フランケンウィ二ー

※ネタバレあり

原題 Frankenweenie(アメリカ/2012)
監督 ティム・バートン
脚本 ジョン・オーガスト
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
出演 吉永拓斗、平川大輔ほか

感想
これのリメイク前の実写映画がナイトメア・ビフォア・クリスマスのビデオのエンドロール後に始まった時、衝撃を受けた。
その世界観に釘付けになった。
だからこの2012年につくられたフランケンウィ二ーもすごく期待してみた。良かった。
でもクラスメイトが真似していろいろな動物を生き返らせてそれらがすごい進化を遂げて復活したりするところが少し気に入らなかった。
カメが巨大化したところなんかすごく違った。
でもまあアニメーションだし、まず最初にスパーキーが生き返った時点でファンタジーだと言ってしまえばそうだけど、もっと繊細な映画であってほしかったなってちょっと思った。
映画を観ているあいだずっと死んだ犬のことを考えていた。
最後にスパーキーはまた死んでまた生き返ったけど、どうして監督は生き返らせたんだろう。
最後頑張ったけど生き返らなかったっていう方がなんとなく終わらせ方としてスッキリいくと思うんだけど。
どういう意図があったんだろう。
願望か。
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汚れた血

※ネタバレあり

原題 Mauvais sang(フランス/1986)
監督 レオス・カラックス
脚本 レオス・カラックス
配給 ベストロン
出演 ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ、
   ジュリー・デルピー、ミシェル・ピコリほか

感想
愛の無いセックスをすると感染してしまう病気だなんてオシャレだなーと思った。
でも愛のあるセックスでも感染してしまえばいいと思った。
結局アレックスにはリーズに対する愛はなかったのかな。それは悲しい。リーズのように強い気持ちをぶつけてくれる人がいたら楽しそう。
ひとの表情の捉え方が激しくて(シュッ、カチッて感じ)格好良かった。
アレックスが赤いシーツの上で青や黄色の紙?を並べたりしているところはゴダールの軽蔑っぽかった。ミシェルピコリも出てるからそう思っただけかもしれないけど。
構図や映像の色味はすごく好きな感じだった。
ボーイミーツガールでも使われていた会話中の暗転は一体なんなんだろうと考えていて、思考の切り替わる場所なんじゃないかって思った。なんといったらいいかわからないけど、そんな感じ。
あと部屋のシーンで2つの部屋がこちらからみえてドアのところを人物が行き来するやつ(?)はこれも軽蔑っぽくて好きだった。
そういえばハレー彗星ってこの前みえたみたいだけど(曖昧)この未来のときを設定したのかな?
それにしてもスカイダイビングのシーンは一体何だったんだ?

ボーイ・ミーツ・ガール

※ネタバレあり

原題 Boy Meets Girl(フランス/1984)
監督 レオス・カラックス
脚本 レオス・カラックス
配給 ユーロスペース
出演 ドニ・ラヴァン、ミレーユ・ペリエほか

感想
最初のモノローグから好きだと思った。
子供の声でよまれる孤独な詩とペンの音。
あれは壁の人生の地図を書いている音かなって思った。
すごく面白い演出がたくさんあった。
女の人と男の人が回りながらキスしてるところは特に印象的だった。
アレックスとミレーユがバスに乗って後ろから近づいてきたバスにミレーユの恋人が乗ってたりっていうのもすごい印象に残ってる。
あとアレックスがキッチンで愛を告白するシーンの、ミレーユの目とアレックスの口だけが画面にあるのがすごく特別な空間を作り出していて良かった。
真夜中だと言ったあとに暗くなってシルエットで話しているところも魅力的だった。
会話の途中で画面がプツップツッっと黒くなるところはなんだったんだ?
はじめの方でアレックスがシャツを取り替えようとわざわざ口に出したところにはどんな意味があるのか。
あとパーティに来ていた人たち。
その題名から2人の出会いはとても奇跡的なものかと思っていたけど、案外そんなことはなかった。
むしろラストシーンこそがボーイ・ミール・ガールだと感じた。
カラックス好きだ。

セカンドカミング

※ネタバレあり

原題 CALIFORNIA SOLO(アメリカ/2012)
監督 マーシャル・レウィ
脚本 マーシャル・レウィ
出演 ロバート・カーライルほか

感想
面白かった。ロバート・カーライル格好良い。
アメリカの田舎感がすごい伝わってきた。
農場で作業してるシーンの、レンズの光の反射みたいなやつがすごい好きだった。
主人公はダメなやつだなーって思った。
でもダメなりに自分を戒めようとしたりしていてそこは良かった。
バンドを続けられなくなった理由が結構ヘビーだったけど、主人公の中で時間が結構経っていたからかそこまでみているのが大変でなくて良かった。
父親としての面はすごくいやだったなー。
全体的にゆるっとみれて好きな感じだったけど、劇場公開されなかった作品ということで驚いた。

ピアニストを撃て



※ネタバレあり

原題 Tirez sur le pianiste(フランス/1960)
監督 フランソワ・トリュフォー
脚本 フランソワ・トリュフォー
   マルセル・ムーシー
原作 デイビッド・グーディス(小説)
配給 コシノール
出演 シャルル・アズナヴール、マリー・デュボワなど

感想
面白かった。
いろいろな要素の入った映画だった。
犯罪だったり喜劇だったり悲劇、ラブロマンス…
展開が早くて好きだった。
でもそのためかシャルリが店主と取っ組み合いになるところがなんだかあんまり真剣みがでていないというか、よくわからないうちに店主が刺されてしまっていた。そういう狙いなのか?
店主が2人組にシャルリとレナの居所を密告した時の演出が面白かった。
丸が画面にみっつ並んでその中でそれぞれ店主が悪い顔をして話している。すごく好きだな。
魅力的な構図も多くてベランダのシーン、ベランダの塀に肘をかけて忙しない車の行き交う様子を背景に会話するところも好きだった。
内気なシャルリには共感できたけどモテすぎてどうもいけすかなかった。
レナが死んだのもちょっといやだな。悲劇は嫌いだ。
奥さんを亡くしたシャルリに再び愛する人の死を経験させて何が伝えたかったのだろうか。