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映画の感想、日常、思ったことなど。

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ボーイ・ミーツ・ガール

※ネタバレあり

原題 Boy Meets Girl(フランス/1984)
監督 レオス・カラックス
脚本 レオス・カラックス
配給 ユーロスペース
出演 ドニ・ラヴァン、ミレーユ・ペリエほか

感想
最初のモノローグから好きだと思った。
子供の声でよまれる孤独な詩とペンの音。
あれは壁の人生の地図を書いている音かなって思った。
すごく面白い演出がたくさんあった。
女の人と男の人が回りながらキスしてるところは特に印象的だった。
アレックスとミレーユがバスに乗って後ろから近づいてきたバスにミレーユの恋人が乗ってたりっていうのもすごい印象に残ってる。
あとアレックスがキッチンで愛を告白するシーンの、ミレーユの目とアレックスの口だけが画面にあるのがすごく特別な空間を作り出していて良かった。
真夜中だと言ったあとに暗くなってシルエットで話しているところも魅力的だった。
会話の途中で画面がプツップツッっと黒くなるところはなんだったんだ?
はじめの方でアレックスがシャツを取り替えようとわざわざ口に出したところにはどんな意味があるのか。
あとパーティに来ていた人たち。
その題名から2人の出会いはとても奇跡的なものかと思っていたけど、案外そんなことはなかった。
むしろラストシーンこそがボーイ・ミール・ガールだと感じた。
カラックス好きだ。
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セカンドカミング

※ネタバレあり

原題 CALIFORNIA SOLO(アメリカ/2012)
監督 マーシャル・レウィ
脚本 マーシャル・レウィ
出演 ロバート・カーライルほか

感想
面白かった。ロバート・カーライル格好良い。
アメリカの田舎感がすごい伝わってきた。
農場で作業してるシーンの、レンズの光の反射みたいなやつがすごい好きだった。
主人公はダメなやつだなーって思った。
でもダメなりに自分を戒めようとしたりしていてそこは良かった。
バンドを続けられなくなった理由が結構ヘビーだったけど、主人公の中で時間が結構経っていたからかそこまでみているのが大変でなくて良かった。
父親としての面はすごくいやだったなー。
全体的にゆるっとみれて好きな感じだったけど、劇場公開されなかった作品ということで驚いた。

ピアニストを撃て



※ネタバレあり

原題 Tirez sur le pianiste(フランス/1960)
監督 フランソワ・トリュフォー
脚本 フランソワ・トリュフォー
   マルセル・ムーシー
原作 デイビッド・グーディス(小説)
配給 コシノール
出演 シャルル・アズナヴール、マリー・デュボワなど

感想
面白かった。
いろいろな要素の入った映画だった。
犯罪だったり喜劇だったり悲劇、ラブロマンス…
展開が早くて好きだった。
でもそのためかシャルリが店主と取っ組み合いになるところがなんだかあんまり真剣みがでていないというか、よくわからないうちに店主が刺されてしまっていた。そういう狙いなのか?
店主が2人組にシャルリとレナの居所を密告した時の演出が面白かった。
丸が画面にみっつ並んでその中でそれぞれ店主が悪い顔をして話している。すごく好きだな。
魅力的な構図も多くてベランダのシーン、ベランダの塀に肘をかけて忙しない車の行き交う様子を背景に会話するところも好きだった。
内気なシャルリには共感できたけどモテすぎてどうもいけすかなかった。
レナが死んだのもちょっといやだな。悲劇は嫌いだ。
奥さんを亡くしたシャルリに再び愛する人の死を経験させて何が伝えたかったのだろうか。

晩春


※ネタバレあり

原題 晩春(日本/1949)
監督 小津安二郎
脚本 野田高梧
   小津安二郎
原作 広津和郎
配給 松竹
出演 原節子、笠智衆など

感想
原節子はとても美しい女性だなあ。
それにこの人のやった紀子という役がとても清潔な感じで良かった。
それにこのころの人はみんな話し方が気取ってて好きだなあ。

低めのアングルが多くてなんだか落ち着いた。
建物内のシーンでは、少し引き気味でふすまや家具が写ってたのが印象的だった。
父の書斎、娘の部屋とかは違うシーンでも同じアングルで撮られてることが多くて、そのときどきでしっかり画面の表情を変えているのがすごいと思った。
父と娘の話だから家でのシーンがすごく気を使われているんだろうなと思った。
会話のシーンでは喋ってる1人のバストショットで後ろがすこしぼやかされて人物がくっきりしてるのが少し違和感があったような気もする。
自分だったらすごく重要な会話の時だけにそのようにするかもしれないなーなんて生意気なことを考えたりした。
結末はあんまり好きじゃなかった。
紀子が嫁に行ったからだ。
でもそのために父が一世一代の嘘をついていたのは「ほう…」と思った。

軽蔑

※ネタバレあり

原題 Le Mépris(フランス・イタリア/1963)
監督 ジャン=リュック・ゴダール
脚本 ジャン=リュック・ゴダール
原作 アルベルト・モラヴィア
配給 マルソー=コシノール
出演 ブリジット・バルドー、ミシェル・ピコリ
   フリッツ・ラング ほか

感想
ゴダールの映画はいつもなんだか難しいナーと思って観てたけど、これは観終わったあとあまり?マークが頭に浮かばなかった。
行き違う愛の話?
それと映画の中に出てくる女の人がグラマラスなのもなんとなくぽくないなと思った。
カミーユはポールを軽蔑したのはどうしてなのかなんとなく理解できた気がするんだけど、最後にジェレミーと一緒に2人で遠くへ行こうとするのがよく分からなかった。
まあそれは個人的にジェレミーのことがすごい気持ち悪かっただけなんだけど。
女性のヌードをもっと写せというジェレミーの商業主義的な思想はきっと出資者として大切なことなんだろうけど、すごい気持ち悪いなあと思った。
劇中で赤と青の色がよく使われていた。
これは2人の考えの違いを表しているんだろうかとも思った。
撮影に使われていた階段がすごい別荘のところ、きれいだなー行ってみたいなーって思った。
それと本人役で出ていたラングの映画も観たい。