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映画の感想、日常、思ったことなど。

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マイマザー

※ネタバレあり

原題 J'ai tue ma mere(カナダ/2009)
監督 グザヴィエ・ドラン
脚本 グザヴィエ・ドラン
配給 ピクチャーズデプト
出演 グザヴィエ・ドラン、シャンタル・レミングなど

感想
映画館で観た。面白かった。
この前観た「わたしはロランス」の監督が初めて監督をやった作品。
わたしはロランスもそうだけど、映像がすごく好きだ。
鮮やかなところとか、切り取る場所だとか。
最初のお母さんの汚い食べ方のアップでギュってユベールの目線と自分の目線が一緒になれたような気がする。
血の涙を流したり棺桶に寝てたりするお母さんの映像もすごく印象的だった。
そのときそのときの感情を、皿を割る映像やショーウィンドーを割るとかで表現してたのがわかりやすくて良かった。
ユベールが頭の中で自分を殺して、また生き返ると言ってたところをよく覚えてる。
人がテーブルについて話しているとき、向かい合ってじゃなくて隣に座って話してるのが多かったのは、両方の顔が見やすいからなのかなあ。
ユベールは同性愛者で、そういうことが映画で扱われると、その人はなんだかすごく苦しんでるものだけど、これは普通で良かった。
大げさでなく、当たり前な感じで、恋人とも仲良しで楽しそうだった。
お母さんのことを、すごく愛しているのに、憎たらしくてどうしようもない感じはなんとなくわかる。
それとお母さんになんでも話さないのは信頼してないからじゃないと思う。
同じように父とうまくいかないジュリーの手紙は少し比喩的で難しかった。ああいう理解者がいるのは羨ましと思った。
ウェディングドレスのお母さんは何を表していたのかあんまり分からなかった。
ユベールとお母さんはきっとずっとこうやっていくんだろうけど、でも少しずつ子供のころみたいになっていけるんじゃないかなあ。
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アワーミュージック

※ネタバレあり

原題 Notre musique(フランス・スイス/2004)
監督 ジャン・リュック=ゴダール
脚本 ジャン・リュック=ゴダール
配給 レ・フィルム・デュ・ローザンジュ
出演 サラ・アドラー、ナード・デュー
   ジャン・リュック=ゴダールなど

感想
最初の章でずっと戦争の映像を流されて恐ろしかった。あれは本物なんだろうかとびくびくしながら観た。どうもドキュメンタリ映像とフィクション映像のモンタージュらしい。モンタージュってなんだ?
いろいろと勉強不足を実感させられた。歴史のこととか。もっと現実で起きた事件について関心を持ったほうがいいと思った。
ゴダールはゴダール本人の役ででてて面白かった。言っていることも全部本当のことなのか?(本についてや映画について彼の考え)難しかったからまた何回かみよう。
アワーミュージックという題名から楽しげな映画かと思えばヤーって感じだった。
天国篇はすごく穏やかで好きだった。

劇場版ATARU

※ネタバレあり

原題 劇場版ATARU-THE FIRST LOVE&THE LAST KILL(日本/2013)
監督 木村ひさし
脚本 桜井武晴
配給 東宝
出演 中居正広、栗山千明、堀北真希など

感想
面白かった。映画館で観た。
シリアスなシーンでも笑いを挟んだりするのは好き。
トリックとかスペックの登場人物とかがちょろっと出てたりしてそれを見つけるのが楽しかった。
顔のアップが多かったり、やっぱりドラマっぽいなーと思った。
マドカが自殺してしまったのは悲しかった。
そのときの銃から出る火花のCGがすごかった。
他のシャボン玉とかのCGも綺麗だった。
あんな風に撃ったら死体はもっと頭がぐちゃっとしてるんじゃないかなって思ったけど、あれはあれで綺麗で良いと思った。
アタルの若い頃の顔は特殊メイクだろうか?若返って見えた。
途中で障害者だから、とか言うときがよくあったけど、なんだか直接的すぎてん?ってなった。
わかりやすいのもいいけどもっとうまいことメッセージを組み込めなかったのかなあと思った。

わたしはロランス

※ネタバレあり

原題 Laurence Anyways(カナダ・フランス/2012)
監督 グザヴィエ・ドラン
脚本 グザヴィエ・ドラン
配給 アップリンク
出演 メルヴィル・プポー、スザンヌ・クレマン、
   ナタリー・バイなど

感想
映画館で観た。
これも35mmフィルムでこの前少し調べたから違いがわかるかなあと思ったらやっぱりあんまりわからなかった。
先生に聞いたけど先生もデジタルとの違いはパッと観じゃわからないよっていってたからまあ良い。
最初の人々の視線のシーンですごくこの世界に引き込まれたような気がする。
最初はこっちを見てるなあ、って思ってたけどだんだんそれが奇異なものをみる嫌悪感に満ちたような視線だとわかってハッとした。
その他のシーンでも視線はすごく重要だと何度もこの映画では訴えてきた。
人の目を見て話せないのをなおそうと思った。
また映像の鮮やかさのメリハリとか、それぞれの音楽もすごく好きだった。
ロランスが女として生きると決心する前までのシーンでは、ロランスが他の人たちとテーブルについているときなどすごく引いた映像ばかりだったのが、心の距離みたいなものを一緒になって感じられて良かった。
教室で男のロランスが指にクリップをつけてる表現が好きだと思った。
いろんな人たちのそれぞれの会話のシーンはどうしていちいちカットしないでカメラを交互に振ったんだろう。
ちょっとくらっとしたけどなんかすごい臨場感?があって良い気もした。
なんとなく誰かの視線みたいだな、と考えたりもした。
あとフレッドがパーティに行くシーンや、ロランスがフレッドを家族の元から連れ出してどっかの島?に行ったシーンとかの開放感みたいなものがすごく面白く表現されてると思った。
最後にロランストフレッドが撮影所で再開したとき、どうしてロランスは男の格好をしていたのだろうか。最初知り合ったとき男だったから?よくわからない。
普通とは違うように生きているフレッドが、なんとなく1番常識とかそういうものにとらわれているような気がして、それは少し好きじゃなかった。
友達にそういう人(なんでも定型に当てはめて、それはそういうものだから、って感じにいう人)がいて、その人を思い出したりした。
彼女にも観て欲しいなあとちょっとだけ思った。
ロランスが女として生きていく初めの日、同僚に反乱か?と問われて「革命」と返したのが良かった。
とにかく好きな映画だと思った。
また観たい。何回も観たい。

眠れる美女

※ネタバレあり

原題 Bella Addormentata(イタリア・フランス/2012)
監督 マルコ・ベロッキオ
脚本 マルコ・ベロッキオ
原案 マルコ・ベロッキオ
配給 エスパース・サロウ
出演 トニ・セルヴィッロ、イザベル・ユベール、
   ピエール・ジョルジョ・ベロッキオほか

感想
面白かった。映画館で観た。
デジタルでなく35mmフィルムということが雑誌に書いてあって観てみたいと思って観に行った。
実は観ているときは普通のデジタルの映画との違いがあまりよくわからなかったのだけど、家に帰ってきてから35mmフィルムについて少し調べてみたら、おおー確かにーと思った。
デジタルに比べて陰影がくっきりしてて綺麗っぽい。
もっといろいろ違いがあるんだろうけどちょっとそれ以上はあんまりわからない。
それぞれの物語に登場するエルアーナはイタリアに実際にいた人で、映画の中に使われているニュース映像も本物。それを作った物語に上手く組み込んであってすごいなーて思った。
予告編で内容は尊厳死に関わるものだっていうのは知ってて、まあよくある感じなんだろうなあって思ってそんなに期待はしてなかったんだけど、観たらとても面白かった。
でも最後の方の女優だった女の人が寝言で手を洗っても綺麗にならないみたいな感じで言ってたのがよくわからなかった。結局あの人も少しおかしくなっていたってことをいいたかったのか。
その女の人が最初の方でいっていた信仰心の話からも結構疲れている?苦しんでいる?んだなっていうのが感じられたからそっち系で持ってった方が自分的には好きだった。
政治家の男の人が妻を抱きしめるシーンはきっと監督はすごく気に入ってるんだろうなって思った。
観終わって愛とかそんなことについて考えかけたけど愛とかまだよくわからなかった。